銀婚式とは
結婚記念日には金婚式や真珠婚式、ルビー婚式、サファイア婚式などがありますが、これらの呼び方は結婚してからの年数によって決まっています。
結婚してから60年目の記念日はダイヤモンド婚式、55年目ならエメラルド婚式で、銀婚式は結婚25年目を祝う際に用いられる呼称です。
もともと結婚記念日をお祝いする習慣はドイツで始まり、1624年に銀婚式が最初に祝われたという記録が残っています。
その後この習慣はヨーロッパ中に広まり、日本にも浸透するようになります。
ちなみに日本で最初に銀婚式を祝ったのは明治天皇で、1894年のことでした。
銀婚式のプレゼント
銀婚式にはシルバーでできた品物をプレゼントするのがしきたりですが、夫が妻に、妻が夫に贈り物をするだけではなく息子・娘が両親に贈り物をするにも格好のイベントです。
シルバーの製品というとアクセサリーを真っ先に思い浮かべる人もいるかもしれませんが、銀婚式のプレゼントとしてはむしろインテリアや食器などの方が贈り甲斐があります。
シルバー製品はとびきり高いというわけではありませんが、やはりクオリティの高いものを選ぼうとすると20,000円から50,000円の予算を見積もらなければなりません。
姉弟が何人かいるのであればお金を出し合って記念になるものを選びたいですね。
シルバーで作られた商品にはゴールドと同じように刻印がされており、数字によってシルバーの純度がわかります。
アクセサリーなどでも使われるようなシルバーでは「925」と刻印され、別名「スターリングシルバー」とも呼ばれています。
銀の純度が高く、しかも銅などの金属が混じっているので硬度にも優れているのがこの925シルバーですが、純銀に近いのでフォークやスプーンなどといった食器で925を選ぼうとするとどうしても予算が跳ね上がってしまいます。
925よりクオリティの低いシルバーでできたフォトフレームなどはテーブルの上に飾ってほしい毎日眺めることができるので、おすすめのアイテムです。
シルバーフォトフレームのお値段は10,000円〜20,000円が目安です。
おすすめのプレゼント
銀婚式とはいってもシルバー製品ではなくてもっと実用的なプレゼントをしたいというのであれば、グルメギフトやらカタログギフトが重宝されます。
親子とは言えども長年離れて暮らしていると嗜好の変化などに気が付かないことが多く、本人たちが自由に好きなものを選べると気が利いているプレゼントと思ってもらえるかもしれません。
もしくは直球に何が食べたいか、どんなワインが好きかを訊いてみるのも悪くありません。
産地直送のカニなど、少し高いグレードのプレゼントなども喜ばれますよ。
直接会えないのならプレゼントだけではなくてお祝いの電話も忘れないようにしたいものですね。