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金婚式のお祝い

金婚式とは

金婚式というのは結婚記念日の中でも50年目を迎えた時に祝うものです。
50年といえば半世紀。一言で言ってしまえば何のことはないように聞こえますが、元は他人であった配偶者と半世紀ものあいだ家族として生活をするというのは並み大抵のことではありません。

ですから、両親が金婚式を迎えるのであれば心を尽くしてお祝いをしてあげることをおすすめします。
親が50年間結婚しているということは子供も40代くらいがほとんどです。
それなりに生活も落ち着いて自分たちも子供がいるという人が多いのではないでしょうか。
だとすれば孫も勢揃いしてみんなでお祝いをしてあげるのもいいアイディアです。

金婚式のプレゼント

47の都道府県を対象に行われたアンケートによれば、金婚式のプレゼントで最も多かったのは食事会です。
全体の59.3%と6割近くの人が食事会をプレゼントしたと回答しています。
金婚式をきっかけに子供や孫が集まってみんなで食事をするのは最高の親孝行のひとつと言えます。
食事の席で花束を贈ったり記念の品をプレゼントすれば場はさらに盛り上がることうけあいです。

食事会の次に回答が多かったのは国内旅行(43.0%)でした。
金婚式を祝う年齢といえば海外旅行はちょっと大変かもしれませんが、国内旅行ならまだまだ行けるという夫妻も多いものです。
旅行のほとんどは2泊3日か3泊4日の短いものですが、これまでの歳月を振り返っていい思い出を作るには最良の方法とも言えます。
旅行をプレゼントする際には前もって二人の希望を聞いた上で行き先を決めるのがおすすめです。

旅行の行き先として一番人気があるのはやはり温泉です。
温泉旅行をプレゼントする時は泉質や景色も大事ですが、アクセスのいい所を選ぶのがおすすめです。
旅で余計な疲れを抱え込まないように配慮して新幹線や飛行機で手軽に行ける場所を選びましょう。

他のプレゼントと予算

食事と旅行以外にもバラの花50本を贈る、あるいはオーダーメイドしたワイングラスをプレゼントするといったアイディアもあります。
両親がどんなものをプレゼントしたら喜んでくれるのか、いろいろとみんなで相談し合って考えるのも楽しいものです。

予算に関しては5万円以上が38.5%と最も高いパーセンテージを示しました。
次が1万円以上3万円未満で26.4%、3万円以上5万円未満を金婚式のプレゼントに使った人は20.3%、そして1万円未満も14.8%いました。
あまりたくさんお金をかけられないのであれば食事会や旅行ではなくてプレゼントにした方が無難そうです。

こういうものは予算が高ければ高いほど喜んでもらえるというわけでもないので、どんなシーンで何をプレゼントしたら一番喜んでくれるかを時間をかけて考えることをおすすめします。