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親を亡くした人に聞いたやっておけばよかった親孝行

親孝行はやり過ぎて後悔はない

「孝行したいときに親はなし」というのは昔から言われていることわざですが、親孝行というのはできるうちにしておかないと後から本当に後悔するものです。
結婚したり仕事の都合で親とは遠く離れて住むようになった人も多いと思いますが、近くに住めないのならせめて電話だけはこまめにすることを忘れないようにしたいものです。
顔を直接見れなくても電話の声の様子で元気かどうかを知ることができますし、頻繁におしゃべりすることによって親の方も安心することができます。

子供の習い事や自分の仕事が忙しいからといって電話するのを後回しにするのはやめて、とにかく3分でも5分でもいいから電話をしてみることをおすすめします。
遠くに住んでいてしかも電話もごくたまにしかしないのでは、両親に万が一何か起きたときに「どうして電話ぐらいしてあげなかったのだろう」と後悔することになります。

お祝いごとはその都度欠かさない

自分の生活が忙しくても、両親が銀婚式や金婚式を迎える、あるいは還暦や古希を迎えるといった節目にはきちんとお祝いをしてあげることも大切です。
60歳は還暦ですから、赤いちゃんちゃんこを着てお祝いをします。
また、古希は70歳になった人がお祝いをしますが、古希の色は紫です。
とは言え、現代ではまだ若々しい人が多い年代ですのでそのような風習を避けたがる人も珍しくありません。
親にどのように祝われたいかを事前に訊いてお祝いの場を設けるのが無難でしょう。

これ以外にも両親それぞれの誕生日にプレゼントを贈る、小旅行を兼ねて実家を訪れて一緒に食事をするなどといった細やかな心配りをしておくのがおすすめです。

プレゼントは高額のものである必要は全然ありません。
気持ちが通じることが大切です。
プレゼントに孫の手紙を添えてあげる、若いころの写真をフォトフレームに入れてプレゼントするなどといったちょっとしたアイディアがあれば両親も喜んでくれるはずです。

一緒に旅行する

大人になってから親と一度も旅行していないという人は多いのではないでしょうか。
そんな場合は両親がまだ元気で歩けるうちに一緒に国内旅行をするのも悪くありません。
高齢になって足腰が弱ってしまってからでは歩くのもままならないので、早いうちに旅行計画を立てて実践することが大切です。

旅行と言っても大げさに考えずに、例えば実家から車でわずか1時間の温泉に泊りがけで行くのも立派な旅行です。
一緒に旅行する際には無理な計画を立てずに、あくまでも一緒に楽しい時間を過ごすことに重点を置きましょう。
できれば毎年1回、近場に旅行するような習慣をつけたいものですね。
そうすれば後になってから「旅行にも連れて行ってあげなかった」と後悔することもありません。