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社会人が親孝行をしていると感じる瞬間

旅行に一緒に行ったとき

親孝行にはさまざまな形があります。
プレゼントを贈ったり一緒に旅行をしたりするのも親孝行ですし、マッサージなどをしたり家事を手伝うというのも親孝行のひとつです。
社会人の男女546人を対象に行われた調査によると、「親孝行をしているなと思う瞬間はありますか?」という問いに対して「はい」と答えた人は193人(35.3%)と、「いいえ」の353人(64.7%)と答えた人の方が多い結果となりました。
このアンケートによれば「自分は十分な親孝行をしていない」と思っている人が全体の3分の2を占めていることがわかります。

親孝行していると思う瞬間があると答えた人の中で最も多かった回答は「旅行に連れて行ってあげたとき」の49人でした。
第2位は「肩を叩いたりもんだりしてあげたとき」の35人、第3位が「食事に招待したとき」の30人と続きます。
以下、「親の誕生日を祝っているとき(24人)」、「孫の顔を親に見せてあげたとき(19人)」が第4位、第5位に続きます。

何がいちばんの親孝行か

親孝行の内容はさまざまですが、親を感激させるプレゼントを贈って喜んでもらえたときの満足感はひとしおですよね。
そのためには経済的に自立して、ある程度の余裕も持てるようにならなくてはなりません。
自立して親に贈り物ができるまでに成長すること自体が親孝行のひとつでもありますが、中には女手ひとつで自分を育ててくれ、アクセサリーを買う余裕もなかった母にダイヤの指輪をプレゼントした20代の女性などの大きなプレゼントを返したといった話もあります。

結婚をする、孫の顔を見せるといった、ごく普通のことのようで実際には大変な苦労のいることも重要な親孝行です。
親が苦労して自分を育ててくれた姿を思い起こして、親孝行という形で返したいと思えるまでに成長すること自体が親孝行と言えるかもしれません。

とにかく顔を見る機会を作ること

親孝行のポイントはとにかく親の顔を見る機会をたくさん作ることにあります。
例えばお正月やお盆、ゴールデンウィークには必ず帰省して元気な顔を見せ、一緒にいる時間をできるだけ長くすることも大きな親孝行です。
一緒に買い物に行ったりご飯を食べたり、そんな何気ない普段の生活を共にすることが親にとっては安らぎのひと時になるのです。

遠くに住んでいれば年に数回の帰省は交通費などが大変かもしれませんが、後になってから「やってよかった」と思う日が必ず来るはずです。
孫ができたら帰省して顔を見せる楽しみも増えますね。
これまで親孝行をあまりしていないと感じている人は今からでも遅くはありません、両親との楽しい時間をできるだけ多く持つようにしてください。