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親孝行の研修に参加する

親孝行セミナーとは

「孝行をしたい時分に親はなし」という言葉が、日本には昔からあります。
親に感謝の意を表したいと思っていても、仕事が忙しかったり、他県に住んでいたりして、なかなか感謝の行為を実現できないでいる人は多いものです。
忙しさにかまけて親孝行をしないでいるうちに両親が病気になってしまったり、亡くなったりすることも稀ではありません。

後になって悔やむことのないように、できるだけ若いうちから親孝行をしてみませんか。
親孝行といっても、具体的にどんなことをしたら喜んでもらえるのかわからないという人たちを対象にした親孝行セミナーもあります。

親孝行というのは、「これが正しい方法だ」「これをしなければならない」といった決まりはありません。
自分自身をよく見つめ、親との関係、祖先とのご縁を改めて考え直すことから親孝行は始まります。
親孝行セミナーは、親に対する敬意を再認識するためのひとつの道標と思えばいいでしょう。

親孝行セミナーの研修内容

では、親孝行セミナーでは実際にどんなことを学ぶのかについて見ていきましょう。
セミナーは、最初に自分自身の過去を知ることから研修を始めます。
自分は一体どのような人間なのか、どこが長所でどこが短所なのか、どんなことが好きなのか、あるいはどんなことが嫌いなのかなどについて考えていきます。

次に自分のルーツ、自分の名前、なぜ自分が今ここに存在するかについて考えてみます。
先祖はどんな人だったのか、どこから来ているのかについても掘り下げて考えていくと、両親や先祖について知らないことが多いことに気づくはずです。
「家族と先祖のことをどれぐらい知っているのか」を測るのが親孝行セミナーの第1ステップです。

会社の研修として親孝行セミナーを受けているのであれば、「自分が勤めている会社のことをよりよく知る」のが第2ステップになります。
会社がどのような理念の下、どのような人たちによって作られたのかを学ぶと同時に、どんな人たちが働いているのかを深く追求することも親孝行セミナーの重要な要素のひとつです。

セミナーの第3ステップでは、「未来を描く」努力を行います。
自分の過去、会社の成り立ちを理解した上で、将来自分には何ができるのか、どんなキャリアを積んでいきたいのかをイメージしてみます。
1年後の自分、3年後・5年後の自分をステップアップしながらできるだけ具体的にイメージしてみましょう。

第4ステップでは、自分の思い描いた未来を実現するためにはどんな行動をしたらいいのか、行動計画を立てていきます。
親を敬うことを学び、己をよく知ることができるようになれば、会社の同僚など他人にも感謝の気持ちを持てるようになります。
この気持ちを持てば、ポジティブな気分で毎日を過ごしていけるはずです。