退職祝いにはどんな食事がおすすめ?
親が退職すると、何か特別の感慨があるものです。
一生懸命働いて自分を育ててくれたことを感謝するには、やはり親子揃って食事をするのが一番ですね。
退職祝いの食事会といえば普段とは違ったちょっと豪華な食事を楽しみたいものですが、あるアンケートによると21.1%の人が自宅で食事を楽しんだと回答しています。
続いて第2位は料亭・割烹の19.2%、3位がホテルまたは旅館の宴会場で18.8%、そしてふぐ・寿司・カニ専門店とレストランが10%強という結果が出ています。
親の年齢から言ってもやはり和食系が人気が高いことがわかります。
実家と答えた人の理由は小さい子供がいる、実家が一番くつろげる、好きなものをいろいろと食べられるなどでした。
食事の内容と費用は?
食事の内容では最も多かったのがお寿司の39.9%でした。
やはり何かお祝い事となるとお寿司の人気は高いようです。
この他に和食や懐石料理、しゃぶしゃぶ、うなぎも退職祝いの定番という感じです。
食事にかかった費用の方は1万円以上2万円未満が一番多く、全体の28.2%を占めました。
以下5,000円以上1万円未満が20.5%、2万円以上3万円未満が17.9%となっています。
3万円以上5万円未満使っている人も14.4%いるばかりか、5万円以上使用したという人も12.3%にのぼります。
食事にお金をかけたからいいというわけではありませんが、親の退職祝いに5万円以上使えるぐらいのゆとりのある生活ができるのは理想的と言えるかもしれません。
家族が多い場合には前もって「一人◯◯円でお願いできますか」と交渉してみるのも悪くないアイディアです。
親の退職祝いだと伝えておけばサプライズのデザートサービスなども期待できるかもしれません。
また、親がお酒好きの場合には飲み放題コースなどのメニューを選ぶのも得策かもしれません。
親と子がお互いに腹を割って語り合うのにお酒の席は最適の場となるでしょう。
退職祝いにおすすめの場所
退職祝いは一生の思い出となる大切なひとときですから、印象的なシチュエーションを選んで雰囲気を盛り上げるのも一興です。
例えば都内の夜景を一望にできる高層ホテルの最上階にあるレストランなどがおすすめです。
あるいは情緒や風情を重んじる親御さんであれば屋形船での食事なども粋です。
屋形船といっても天ぷらやお刺身などの和食ばかりではなく、鉄板でもんじゃ焼きを楽しんだりとさまざまな食事を堪能できます。
屋形船のほとんどはある程度の人数が揃えばマイクロバスによる無料送迎サービスも行っています。
3月はちょうどお花見の季節なので感慨もひときわですね。