法定健診とは
法定健診というのは、労働安全衛生法で定められた健康診断のことで企業に勤務していれば雇い入れられた時と年に一回受ける権利があります。
法定健診の内容は、問診の他に「身長・体重・腹囲・視力および聴力の検査」「胸部エックス線検査および喀痰検査」などの項目が定められています。
会社の規定で受ける健康診断だと費用は会社が払いますが、両親が定年退職をした後は法定健診を受けることができなくなるので健診をプレゼントするのもいいアイディアです。
健康診断の料金
健康診断というのは保険が適用されませんので、親御さんが退職後、国民健康保険に加入している場合でも自費で検査を受けなければなりません。
基本的な健康診断の場合、料金は1万円以上かかりますから子どもが親に対してできるプレゼントには最適です。
健康診断の具体的な内容に関してはクリニックによって実施している内容が若干異なることがありますので、あらかじめ確認しておいてから予約を入れるのがおすすめです。
法定健診と同じような内容の健康診断の場合、費用は10,800円が目安です。
診断できる項目をより多くしたい場合、別の健康診断コースを行っている病院もありますが項目数に合わせ高額になっていくのが特徴です。
健康診断をプレゼントする理由
会社にいる時は毎年法定健診を受けていたのに、退職すると急に健康診断を受ける回数が減ってしまう人が多いのですが、健康診断を年に一度受けることの利益は計り知れないものがあります。
ガンなどの病気でも1年に1回定期検査をしていれば早期発見できるものがかなり多いので、両親がうっかり健康診断を怠っているような時は率先して検査を受けるように計らうことをおすすめします。
親にはいつまでも元気でいてほしいものですから、予算に余裕があれば人間ドックを申し込むのもおすすめです。
人間ドックの中には有名料理店の食事や豪華な個室などが用意された、まるでリゾートホテルでくつろいでいるようなタイプのコースもありますから長年の感謝を示すには最適です。
例えば六本木にある「東京ミッドタウンメディカルセンター」ではミッドタウン内にある和食店「淡悦」の昼食を楽しめるばかりではなく、検査内容も下腹部のMRIや内臓脂肪のCTなどが含まれた充実したものになっています。
料金はスーパーミッドタウンドックで250,000円とかなりお高いのですが、その分の価値がある人間ドックとなっています。
アンチエイジングに重点をおいた健康診断をして欲しいのであれば、「東海大学医学部付属東京病院 健診センター」の「抗加齢ドック」もおすすめです。
抗加齢ドックは、EPA・DHAなどのバランスを調べる検査やエクオール検査など、ユニークなオプション検査も充実しています。