8月8日は親孝行の日
8月8日はちょうど立秋の頃に当たりますが、笑い声「ハ(8)ハ(8)」にちなんで笑いの日に制定されています。
さらに「ハハ」あるいは「ハチハチ」を並び替えると「チチハハ」になることから「両親の日」とも呼ばれています。
この両親の日は母の日や父の日と合わせて親孝行をするには最適の日となっています。
親孝行をするために適した年齢というのは特にないのですが、子どものうちは自分のことだけで精一杯で親に対する思いやりや感謝の気持というのを具体的に示そうというところまではなかなか行きません。
高校生ぐらいになってようやく親が毎日働いている姿を見て大変なんだな、ありがたいなと思う人が多いのではないでしょうか。
高校生はどんな親孝行をしてる?
高校生となると、自分で自由に使えるお金をたくさん持っているという人は少ないですから、プレゼントをしようと思っても親の好みのものは買えないのが現実です。
アルバイトをしてお金を貯めて何か特別なプレゼントをするのもひとつのアイディアですが、お金を使わなくても親孝行できる方法はたくさんあります。
例えば両親の誕生日に好きな食べ物を作ってあげる、これだけでも立派な親孝行です。
好きな料理を作ってあげて、親が「美味しい」と笑顔で言ってくれたらこれだけで親孝行ができたと言えます。
また、親が好きな作家の単行本をプレゼントしてあげる、興味のある画家の個展のチケットを買うといったささやかなプレゼントでも話題が広がりますし、快いひと時を過ごすことができます。
親孝行で大事なことは、いかに親のことを大切に思っているかをはっきりと示すことにあります。
これは20代、30代……と大人になっても変わりませんので、高校生のうちから親に伝えられるといいですね。
高校生が将来やりたいと思っている親孝行
高校生30人を対象としたアンケートでは、「将来親孝行をしたいですか?」という問いに対して29人が「はい」と答えました。
親孝行の具体的な内容としては「教育費を少しずつ返したい」「高校の入学金が高かったので返していきたい」といった堅実な回答が目立ちました。
これ以外にも、高級なレストランでごちそうをしたい、海外旅行をプランしたいといった抱負を述べた高校生が何人かいました。
中には、自分でバリアフリーの家を建てて両親に楽な暮らしをさせたいと答えた高校生もいます。
まだ将来のプランが具体的には固まっていないという高校生が多くいますが、将来は親に楽をしてほしいと考えている人が多いことがアンケートから伺えました。
高校生とは言え、親が考える以上に親のことを想っているというのが垣間見えたアンケートでした。